踏ん切り・変更
人間相手の教育はなかなか思い通りに行きません。
精一杯努力してもダメならある時点で踏ん切りをつけ、方針変更する柔軟さも必要です。 仕事以外の仲間、趣味
教師はどうしても学校という閉鎖空間に置かれてしまいますので、時には意識して教師以外の仲間と交流したり趣味に没頭したりして、ストレス解消を心がけましょう。
息抜き・充電
残業時間が増える一方の教員の勤務ですが、年に2〜3回は無理をしてでも計画的に休みを取るなどして、息抜き・充電をしましょう。
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先生に元気がなくなった理由
皆さんのこれまでの働きぶりを振り返った時、次のようなことに心当たりはありませんか?
教師はマスコミや世間が思っている以上に真面目で仕事熱心ですから、これまで上記ア〜エのように働いてきた方が多く、それだけ疲労が蓄積していると思われます。 従って元気がなくなった理由は次の(1)〜(4)と考えられます。 (1)管理職や同僚への不満や苛立ち (2)児童生徒に対する教科指導・生徒指導への迷いや自信喪失 (3)文科省や教育委員会からの指導・調査依頼とその報告の増加などに伴う多忙感や抑圧感 (4)外部(保護者・マスコミ・市民等)からの批判や要求に対する焦燥感や諦め感 先生方がモチベーションを高めるためには
先生方が元気になるには、上の(1)〜(4)の処方箋が見つかればよいわけですが、それは日常的な不満や不安などのストレスからの解放を意味します。
もちろん人間同士が関わり合う教育現場では、パーフェクトな解決策など簡単に見つかるものではありませんが、少しでも不安を和らげたり、解決の糸口を見つけたりすることができれば、精神的な負担はかなり減るはずです。 さて、危機管理・生徒指導が専門である私が、先生・学生・保護者の皆様をサポートできるのは主に次の4点です。
補足しますと、[1]では個々の問題解決法を身に付けることに留まらず、教師人生という長いスパンでの働き方・生き方を確立することが、モチベーション向上には大切でしょう。 [3]では、学校はいわゆる「モンスターペアレント」の要求や訴えに神経を尖らせがちですが、冷静に考えれば約7〜8割は話が通じる保護者です。 多数派の保護者と協力関係が築けさえすれば、PTA役員が問題のある保護者をいさめてくれるなど、学校(教師)が矢面に立たなくても済むでしょう。 |