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四季の花々を楽しむ

山村御流

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座敷奥の日本庭園にて
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アスパラの鉢植えを土間に飾ってみました。
緑が鮮やかで、土間のタタキとのコントラストが面白いです。
えんどう / びわ / 紫きゃべつ
【えんどう】
白や赤紫色などの蝶形の花を咲かせる。
葉は先端に巻きひげのある羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)で、食用とされる。
栽培品種には莢の硬いものと軟らかいものがある。
非常に古い時代から栽培されていた。5000年ほど前の青銅器時代の住居跡から種子が発見されている。
また、ツタンカーメン王の棺に入っていた副葬品の中にも種子があった。
日本へは9世紀ないし10世紀に伝わったという。英名はグリーンピース(green peas)である。属名の Pisum はギリシャ語で古い植物名からきている。種小名の sativum は「栽培された」という意味である。
俳句では「豌豆の花」「花豌豆」が春の季語である。



いたどり / 野あざみ


天理ダムの野山にて見つけた太くて立派な「いたどり」に
裏のあぜ道で咲いている野あざみを活けました。


【イタドリ】(虎杖、痛取、Fallopia japonica)
タデ科の多年生植物。
別名は、スカンポ、イタンポ、ドングイ、ゴンパチ。ただし、茎を折るとポコッと音が鳴り、食べると酸味があることから、スイバをスカンポと呼ぶ地方もある

【あざみ】
葉は深い切れ込みがあるものが多い。
また葉や総苞にトゲが多く、さわるととても痛いものが多い。
頭状花序は管状花のみで作られていて、多くのキクのように周囲に花びら状の舌状花がならばない。
花からは雄蘂や雌蘂が棒状に突き出し、これも針山のような景色となる。花色は赤紫色や紫色をしている。種子には長い冠毛がある。



若いときには根出葉があり、次第に背が高くなり、茎葉を持つが、最後まで根出葉の残る種もある。
草原や乾燥地、海岸などに出るが、森林内にはあまり出現しない。
別名刺草。名前の由来は、アザム〈傷つける、驚きあきれる意〉がもとで、花を折ろうとするととげに刺されて驚くからという説がある。
みやこわすれ / あまどころ